最近FP試験受けてる人多いですよね。でも何となくカタカナでどういう試験か分からない。。。そんな人も多いんじゃないでしょうか?
本日は試験内容と難易度について解説したいと思います。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは?
一言で言うとお金の専門家です。
例えば家計に関わる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度などの幅広い知識を持ち、人々をサポートをする専門家を指します。
FP資格の種類について
FP資格には大きく分けると国家試験と民間試験の2種類があります。
国家試験
金融財政事情研究会が主催する試験で
- FP技能士3級
- FP技能士2級
- FP技能士1級
の3つがあります。
民間試験
日本FP協会が主催する資格試験で、
- CFP
- AFP
の2つがあります。
各試験の難易度について
簡単に言うと簡単な順に
FP技能士3級(必要勉強時間:80~150時間)
↓
FP技能士2級=AFP(必要勉強時間:150~300時間)
↓
FP技能士1級=CFP(必要勉強時間:600時間)
です。
FP技能士3級から順番に勉強するのが良いですね。
FP試験3級の概要
3級には学科試験と実技試験があり(同日実施)、合否判定はそれぞれで行われます。
学科試験と実技試験の両方に合格すると、合格証書が発行されます。
試験日程
試験は、年3回(9月、1月、5月)実施されています。
学科試験
科目:共通
出題形式:マーク形式
合格基準:60点満点で36点
実技試験
〇金財
科目:「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」の中から選択
出題形式:事例形式
合格基準:50点満点で30点以上
〇FP協会
科目:「資産設計提案業務」
出願形式:マークシート形式
合格基準:100点満点で60点以上
FP資格を取得するメリット
転職において有利になる
FP資格は持っていることで、金融業界や保険業界への就職や転職に有利に働きます。
昇進や資格手当も受けられる
業種によってはFP資格を取ることで資格手当がついたり、また昇進への近道になります。
例えばFPの資格を取得していることで、顧客からの信頼や上司からの信頼を得て昇進が早くなることも考えられます。
私生活にも役立つ
FPの資格を取得すると、投資関係の資産運用の知識、ライフプラン、ローンや保険について、教育資金・住宅資金・老後資金についてなど、総合的な知識を身に着けることができます。
近頃は個人で投資して資産運用する方も多いですよね。そういった際にFP資格で得た知識を役立てることができます。
FP試験はどんな人に役立つ?
金融機関・不動産業界の人
より専門的な知識を身に着けることで、具体的なアドバイスが可能になります。
また、資格があることで、顧客からの信頼が得やすくなりキャリアアップにもつながります。
人事・労務部門の人
給与や退職金など、従業員のお金に関わる業務を確実に行えるようになります。
また福利厚生の一環として従業員向けにセミナーを取り行う機会もあり、それに生かすこともできます。
家計を預かっている人
生命保険、税務、ローン、貯蓄など幅広い知識を身に着けられます。
主婦など家計を預かっている人は、FPの知識を自らの家計に生かせばマイホーム取得や老後の設計がしやすくなります。
就職・転職活動中の人
履歴書や名刺などでアピールできるため、就職、転職活動の幅を広げやすくなります。
他の資格と合わせて取得すれば独立開業や転職に有利になるでしょう。
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